レクサスは2021年12月2日に新型電気自動車「レクサス RZ」のティザー動画および画像が公開されました。
公開された動画の中では、レクサス RZのデザインが写し出されており、多くのレクサスファンから注目を集めています。
さらに、ボディの一部分のみが公開されていますが、全体的なシルエットからクーペスタイルのSUVスタイルだと予想できます。
目次
レクサス RZとは?
(※LEXUS JPN Twitter動画より https://twitter.com/lexus_jpn/status/1466406809183440906?s=20)
2021年3月に公開されたコンセプトモデル「LF-Zエレクトリファイド」をベースとし、電気自動車第2弾となるのがレクサス RZです。
現在、レクサスのSUVにある「RX」や「NX」のハイブリットとは異なり、レクサス RZは内燃機関を持たない純電気自動車(BEV)となる見込みです。
新開発された「e-TNGA」プラットフォームの他、電動前輪駆動「DIRECT4」が採用され、最新技術をふんだんに使った次世代の車だといえるでしょう。
また、モーターやトランスアスクル、インバーターを一体化させることで、充電機能・電力分配機能の集約を実現。
さらに、スマートフォンを携帯していれば、画面操作なしでのロック、アンロック、システムスタートが可能となる「デジタルキー」が採用されているのも魅力的です。
ちなみに、デジタルキーはスマートフォンでのキーの受け渡しが可能なため、あらかじめ設定されたスマーフォンを所有していれば、たとえ離れた場所にいても車両の貸し借りができるようになります。
レクサス RZの航続距離と充電時間は?
- バッテリー容量:71.4kWh
- 航続距離:460km
- AC充電器最大出力:6.6kW
- DC充電最大出力:最大150kW
- 充電時間:急速充電使用時:30分(80%まで)
レクサス RZのボディサイズは?
- 全長4,800×全幅1,900×全高1,600mm
- ホイールベース2,850mm
共通のプラットフォームと思われるトヨタ「bZ4X」と比較すると、全長、全幅、全高すべてにおいて一回りサイズアップすることが予想されます。
bZ4Xのボディサイズ
- 全長4,690×全幅1,860×全高1,650mm
- ホイールベース2,850mm
レクサスの電動化ビジョンとは?
トヨタ自動車は1997年10月に世界初の量産ハイブリッドモデル「プリウス」を発表。
プリウスの登場は、世界的な"電動化"のはじまりといえるでしょう。
さらに、プリウスが発売されて以来、推定1億3900万トンの温室効果ガスの大気放出を抑制してきたとも言われており、環境に配慮されていることがわかります。
一方、レクサス2005年にはじめてラグジュアリーカーでHEVを発表。
これがレクサスの電動化への挑戦となっていきます。
2019年に発表された電動化ビジョン「LEXUS Electrified」では、電動化技術を用いた基本性能の大幅な進化と車の楽しさ、喜びを提供し続けることを目標にしています。
そのビジョンを象徴するのが、電気自動車のコンセプトカー「LF-30エレクトリファイド」です。
「LF-30」の特徴の1つといえるのが、運転する歓びを追求し、自動運転技術より走りの良さをアピールしている点。
さらに、2025年までには、EVやプラグインハイブリッド車など10種類以上の電気自動車を含む、20種類を新たに投入することが明らかになっています。
トヨタ自動車は、電気自動車の販売比率がガソリン車の比率を上回ることを目指し、2050年には全モデルラインアップにおける材料製造、車両製造、部品製造、物流、走行、廃棄、リサイクルの各段階を含めたライフサイクル全体でのカーボンニュートラルを目指した車づくりに目指していくことを発表しています。
発売は確定?
レクサス RZは2020年8月6日に日本の特許庁に更新申請(商願2020-97469) 2020年8月7日(現地時間)に米国特許商標庁(USPTO)に商標を申請(90099987)されています。
2021年内にティザーが公開されたため、2022年の夏ごろまでには正式に発表されることが予想されます。
さらに、2022年内中には正式に発売が決定される可能性が高いといえるでしょう
まとめ
2021年12月2日に公開されたレクサス RZのティザー動画。
大部分はシルエットのみの公開となりましたが、随時新たな情報が公開されていくでしょう。
新たなスタイルの電気自動車となるレクサス RZの今後の動向から目が離せません。
CarTidenでは、今後もレクサス RZの動向をチェックしていきます。